×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「衣装ってヒル魔くんが選んだんでしょう?どうして鈴音ちゃんにいやがらせするの、ヒドイじゃない!鈴音ちゃんがあなたに何かした?あっ無視しないで!」
もう、どうしてそうなの!ひとに優しく、ひとと仲良く、できないの?ひとを脅かして、怯えさせて、従えて生きていくひとなんて、私絶対許せない!
「ヒル魔くん」
…そうじゃないってちょっとわかったけどね
少なくとも私は脅されても、怯えさせられても、従えさせられてもいない…かな?うん、私は私の意思で動いているもの。セナのため。みんなのため。私の信じることのため。ヒル魔くんのこと、信じてる。許せないけど、それはそうなってしまった、私の考えは
「ウッセー糞マネ、早く着替えろよ。気に入ったのか?その衣装」
「えっ、き、気に入ってません!」
「なんでだよ」
「なんでって、だってこうゆうのは一生に一度着ればいいものなのよ。二度も着たって意味ないわ」
「二度目なのか?」
「違う、もう一度本番で着るでしょ!」
「本番はいつ?」
もう、ニヤニヤ笑わないでよ
「知らないわよ!相手いないもの」
「一生に一度着れてよかったじゃねえか」
「ヒドーイ!結婚できないって言うのね?そんなことあるものですか!もう、ヒドイ!よくもウェディングドレスなんか着せたわね。私もちょっと、もういいかなって思っちゃったよ」
「気に入ったんじゃねえか」
「もう!ああ言えばこう言う!」
嫌、もう!
PR
ADD COMMENT