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実存する有りと有らゆる物事と無関係です
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凛々しいのになぁ。普段は。なんで俺の前でだけそんな弱そうやねん?そういうところ見せていいって?勝手に決めやがって。あぁ勝手なのは誰に対してもそうやな?そんでみんなそんなおまえを好きになるんや。なんでやねん。ズルイやん

それなのに、おまえが俺を好きってゆうのがもっとズルイやん

あぁ苛々してるわ

「一度は男も抱いてみたいかなと思うねん」

どう出る?なぁ

「じゃあ俺じゃ、駄目」

だからズルイって。なんでよ。なぁ俺だってずっとおまえを好きだったよ?相方としてな。いつの間にかそんなにも俺のこと好きになりやがって。俺置いてけぼりか。まぁついて行きたくもないけど

「自分を好いてくれてる奴で試すほど、鬼畜とちゃうわ」

「でもそうでもしなきゃ、おまえに触ってもらえない」

ほんま苛々するわ

「それは、まあな」

ちょっと、苛々する。でも好きだったから、憎めはしない、そうゆうもんなんやな。いや、今も好きなんだろうね。ただ、応えるわけにいきませんから!せや

「どうして俺に言ったの。これから誰か抱くよって教えたの?俺にだけ、触んないって、示しておきたかったんだ。じゅーぶん鬼畜だろ!変態!」

「うるさいわぁ」

「いいんだよ別に。優しくしてとか言わないからさー」

「思ってるやろ」

なぁ気づいてるんやろ?俺の心なんか見透かす奴だろうよ。俺はおまえを好き、おまえは俺を好き、他のニンゲンなんか関係無い、よな。なのに俺は、おまえを好きな他のたくさんのニンゲン、俺の好きな他のたくさんのニンゲンのこと考えてだな、するわけにはいかないことにしてしまったんや。駄目やねん。触ったらあかんねんて

「ねえ、俺だって悩まなかったわけじゃねぇよ。でもやっぱり、おまえだけでいいと思っちゃった。実際問題、今触った触られたで、なんにも変わんねぇよ?」

「変わるわ!阿呆」

「んなことねーって」

「おまえのことしか考えられんくなるわ」

「何言っちゃってんの、凄い嬉しい」

「おまえが悩んだなんて疑わしいわ!嫌やわー苛っ々するんだって」

「素直になればいいんだよぉー」

「気持ち悪いわ」

「試しに、俺の体を使ってください」

いや困ることになるよ、そしたら。でもなんかもういっか。なんちゅう甘いことゆうねん、おまえ。馬鹿らしくなっちゃったよ

頂くわ

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